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【施工事例】海を臨む高台の邸宅にて、景色と調和する窓まわりをご提案

  • 執筆者の写真: films Oz.
    films Oz.
  • 5月26日
  • 読了時間: 4分

今回は、相模湾を一望できる高台に建つ邸宅へのカーテンココのお客様の施工事例をご紹介します。

自然の景観を最大限に活かした設計が印象的なお住まいにふさわしく、“眺望を活かしながら、暮らしの快適性も高める”そんな視点で、窓まわりのコーディネートをご提案しました。


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■ リビング:視線を妨げない「シェードスタイル」で景色を味方に

まず、最も特徴的だったのはリビングに設けられた大きな窓。まるで一枚の絵のように広がる海と空のグラデーション。この絶景を存分に楽しめるように、開けた際の“たまり”が少ない【プレーンシェード】をご提案いたしました。



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プレーンシェードは、カーテンのようなドレープの「たまり」ができず、上部にすっきりとまとまるため、視界を妨げることがありません。生地はフジエテキスタイルのFA2747NWをセレクト。やや張り感のある織りと、光をふんわりと通すニュアンスが、ナチュラルで開放的な空間に絶妙なバランスをもたらしました。

なお、これから新築されるお住まいでシェードを採用される場合は、シェードのたたみ代が収まる十分な奥行きのあるカーテンボックスをご計画いただくと、よりすっきりとした納まりになります。

■ 出入りのしやすさと機能性を考慮した「カーテンスタイル」


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リビングに隣接するバルコニーに面した掃き出し窓には、開け閉めのしやすさと動線の確保を重視し、カーテンスタイルをご提案しました。

日々の暮らしの中で頻繁に出入りが発生する窓においては、シェードではなくカーテンのほうが操作性・利便性に優れています。

こちらも、カーテンレールの位置はできる限り高く設置し、視覚的に天井を高く、空間全体が伸びやかに感じられるよう設計しました。こうしたディテールの積み重ねが、上質な空間づくりに欠かせません。

■ 水まわり:浴室には“お手入れのしやすさ+機能性”を両立するブラインドを


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今回は浴室のブラインドも合わせて新調させていただきました。水まわりは湿気や汚れがつきやすい場所のため、素材選びには特に慎重を要します。

ご提案したのは、タチカワブラインド製の25mmスラット【T-4880(エッグホワイト)】。こちらは、ブラインド全体にフッ素コート加工が施されており、表面が滑らかになり、汚れが付きにくく、ふき取りやすいといった機能性が備わっています。

水まわりにふさわしい耐久性はもちろんのこと、エッグホワイトのマットな質感が、洗練された空間にやさしくなじみ、機能性とデザイン性を両立した仕上がりとなりました。

さらにこちらの製品は遮熱効果もあるため、日差しが強く差し込む浴室においても、室温の上昇を抑え、快適な入浴時間をサポートしてくれます。

■ 洋室:やわらかな光と静けさを両立する遮光カーテン


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洋室には、落ち着いたベージュカラーの遮光2級のカーテン【OP3144】を採用。過度に暗くならず、光をやさしく抑える絶妙な遮光加減が魅力の生地です。

こちらも、レールの設置位置を高く設定し、空間をより縦に伸びやかに演出。窓まわりにしっかりとボリューム感をもたせながらも、圧迫感のない美しい仕上がりとなりました。

ちなみに、施工前の窓はこちらです。カーテンを天井に近い位置からかけることで、窓が実際よりも大きく見える視覚効果が生まれ、空間に広がりをもたらします。


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カーテンは、外部の光や視線を遮るだけでなく、音の反響を抑えたり、保温効果を高めたりと、快適なプライベート空間づくりに欠かせない存在です。


■ まとめ:住まいの魅力を引き出す「窓まわり」の大切さ

窓まわりのデザインは、ただの装飾ではありません。そこに住まう人が、心地よく、快適に過ごすための“空間設計の一部”です。

今回のお住まいでは、・景色を活かすためのシェードスタイル・動線に配慮したカーテンスタイル・水まわりの機能性を高めるブラインド・くつろぎを意識した遮光カーテンというように、場所ごとに“暮らしの目的”に合わせた最適なご提案をさせていただきました。

日々の暮らしが心豊かになるよう、一つひとつ丁寧に仕上げさせていただいております。

O様、このたびは大切なお住まいに関わらせていただき、誠にありがとうございました。ご家族皆さまが、この場所で心地よく過ごされることを心より願っております。



◾️対応エリアについて

SO-RAI|爽籟では、東京・神奈川・静岡(伊豆・熱海・富士山エリア)を中心に、別荘や高級邸宅、リゾート物件の窓まわりコーディネートを承っております。設計事務所様や工務店様、不動産業者様からのご相談もお気軽にどうぞ。



 
 
 

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