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“出張型カーテンコーディネート”ってどんなサービス?

  • 執筆者の写真: films Oz.
    films Oz.
  • 4月21日
  • 読了時間: 5分

~暮らしに寄り添う、窓まわりのプロのご提案~




カーテンって、ホームセンターやインターネットでも買えるけれど…

「サイズがわからない」「選び方が難しい」 そんなお声を、これまで本当にたくさん聞いてきました。

カーテンは“部屋の印象を決める大きなインテリア”であるにもかかわらず、選ぶときの基準が分かりづらく、「なんとなく無難なものを選んでしまった」という方も少なくありません。

そんな方にこそおすすめしたいのが、“出張型カーテンコーディネートサービス”。

私は、17年間で4,000件以上の窓に携わってきた窓装飾プランナーとして、カタログや大きめのサンプルを車に積み込み、お客様のご自宅にお伺いしながら、採寸・ご提案をさせていただいています。

今回は、なぜこのスタイルが支持されているのか、どんな方に向いているのか、具体的なメリットを交えてご紹介します。




1|出張スタイルだからこそ見える“本当の暮らし”

ショールームやオンラインでは見えないものが、実際の現場にはたくさんあります。

たとえば、お部屋の空気感や、雰囲気、そしてお客様ご自身でも気づいていないような“暮らしのクセ”。 道路やお隣からの視線の入り方、日差しの入り方、家具の配置、使っている照明器具…。こうした細かい情報をすべて見ながら、「今の暮らしに本当に必要なカーテンやブラインド」を一緒に探っていきます。

たとえばキッチンの小窓。 「目線も入らないし、小さいから何もつけなくていいかな」と思いがちですが、実際には食品棚の横にあり、日差しが直撃。結果的に食材の劣化が早まっているケースもあります。そんな時はブラインドを設置することで、日差しをやさしく遮りながらも風通しは確保できます。

また、猫ちゃんと暮らしているご家庭では、「レースを引っかいてしまう」「裾がボロボロになってしまう」といったお悩みもよくあります。最近は“猫対応”の丈夫なレースカーテンも登場しており、長く綺麗にお使いいただける商品をご提案することが可能です。

こうした、カタログでは見えない日常の“ちょっとした困りごと”こそ、現場で見つけて、プロとして形にするのが出張型サービスの強みです。




2|色選びで失敗しないためには「空間の光」と合わせること

カーテン選びで意外と難しいのが「色の相性」です。

壁が白、床が木目、家具はナチュラル系… 一見どんな色でも合いそうですが、“白”にも青みがかった白、黄みの強い白など微妙な色の違いがあります。床の茶色も、赤みがあるのか黄色寄りなのかによって、合わせる色が変わってきます。

実際の壁や床と実際の生地を合わせてみないと、微妙なニュアンスは掴めません。 また、照明の色や自然光の入り方でも見え方が変わります。

そのため、私のご提案では「できるだけ大きなサンプル」を「実際のお住まいの窓」にあてていただき、「時間帯ごとにどう見えるか」も確認していただくようにしています。

“サンプルを窓やソファなどに当ててみる” “お部屋の照明をつけた状態で見てみる”

このひと手間が、納品後に「イメージと違った」と後悔しないための大切な工程なのです。




3|カーテンは“光と時間で表情が変わる”インテリア

カーテンは、家具やラグとは違い、“光を透過する”という特性を持ったインテリアアイテムです。

朝の自然光、昼間の強い日差し、夕方の西日、夜の照明―― 同じカーテンでも、光の種類や角度によって、色・質感・影の出方がまったく変わります。

だからこそ「昼にきれいでも、夜は暗く見える」こともあれば、「光を通すと華やかに見える」生地もあります。

私の出張コーディネートでは、こうした時間の変化まで見越してご提案しています。 「光が入るとどう見えるか」「影ができるか」「照明下でどんな表情になるか」―― サンプルを通して、実際の“暮らしの中のカーテン”を体感していただけることが、このサービスの魅力です。



4|レースカーテンは“透け感と質感”がとても大切

意外と軽視されがちですが、レースカーテンはとても重要な役割を担っています。

昼間、レースだけで過ごす時間が長いというご家庭も多いと思いますが、その際に外から中がどのくらい見えているのか、ご存じですか?

ご相談時には、お客様に実際に外へ出ていただき、大きめのレースサンプルを窓にあてて中の見え方をチェックしていただくこともあります。

特に通り沿いのご自宅や、お隣との距離が近いお宅では、「透けすぎず、でも暗くなりすぎない」素材選びが鍵となります。

また夜の見え方は、照明をつけた状態で確認する必要があります。 その場で確認できない場合にはサンプルをお貸しし、後日ご連絡をいただいてから最終決定、という柔軟なスタイルで進めることも可能です。



まとめ|出張だからこそできる“暮らしに寄り添うご提案”を

カーテンは、ただ「窓を隠すための布」ではありません。 毎日の暮らしの中で目に入り、光を取り込み、空間の印象を決める大切な要素です。

だからこそ、既製品ではなく、“お住まいに合った一枚”を丁寧に選び、長くご愛用いただけることが大切だと私は考えています。

出張型カーテンコーディネートは、ただの訪問販売ではなく、 「現場でしか見えないこと」を読み取り、「その家ならではの最適解」を見つけていく、パーソナルなサービスです。

もし、「何を選べばいいか分からない」「失敗したくない」と迷われていたら、まずはお気軽にご相談ください。 一緒に、暮らしをもっと心地よくする“窓まわり”を整えていきましょう。




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